就労移行支援事業所は原則2年間の利用と定められておりますが、2年間で就労が叶わないとなった場合にはどうなるのでしょうか。

現在はコロナの影響もあって利用を控えられている方も多くいらっしゃると思いますが、体調の不調などで就労移行支援事業所に通うことができない方や就職活動に意欲的な方々については最長1年の延長利用が認められる場合があります。

これはどなたでも延長が認められるということではなく、利用延長をすると就職の見込みがあると判断された方のみが認められます。

判断は各地方自治体と就労移行支援事業所によりますので、就労移行支援事業所を利用されている方は事業所のスタッフまでお問合せください。

就労移行支援の利用が終了した後はどうする?

移行支援事業所利用中に就職が叶わなくなった場合には就労継続支援B型の利用も視野に入れましょう。

就労継続支援制度にはA型とB型があり、その違いは雇用契約を結ぶかどうかです。

A型は雇用契約を結びますが、B型は結びません。そのためA型は雇用契約に基づいた賃金(最低賃金以上)が、B型では工賃が仕事の対価として支払われます。

令和2年度の全国平均工賃(賃金)としてはA型事業所が79,625円でB型事業所は15,776円でした。

就労移行支援事業B型とは雇用や就労が困難な方に対して、就労の機会の提供及び生産活動の機会の提供を行います。

B型事業所でもご自身の体調や障害に合わせて働くことができますが主なお仕事は箱折りなど軽作業が多く、体力に不安がある人向けのところが多い印象です。

就労継続支援B型は就労移行支援事業所と違って利用期限や年齢制限がありませんが特別高等養護学校の生徒などは卒業後すぐにB型事業所を利用することはできません。これは一度就職されるか就労移行支援事業所などで働くことに対してのアセスメントが行われていなければならないためです。

就労継続支援A型B型
雇用契約×
平均工賃79,625円17,776円
雇用契約を結び支援のある職場で働くことができる就労の機会の提供及び生産活動の機会の提供がある
就労継続支援A型とB型の違いについて

利用が終了した事業所から別の就労移行支援事業所へ利用変更できるの?

こちらは利用期間が2年以内であれば再利用が可能ですが、自治体によって制度が違うおそれがあるので窓口にて確認してくださいね。

就労継続支援への利用変更についてももちろんできるので、気になった事業所へ対して見学や体験を申し込むとよいでしょう。

就労移行支援を利用して就職できましたが、仮に離職した場合には再度就労移行支援事業所を利用できる?

就労移行支援事業所の利用は原則2年間で、前回の利用時の残り期間があれば再利用することはできます。

以前に私が関わった利用者さんの中でほぼ2年間就労移行支援を利用された後に就職されましたが、その後離職し再度就労移行支援事業所を利用している方もいらっしゃいました。

仮に残りの期間がない場合でも利用期間がまたリセットされて2年間使えるようになるかは各自治体で判断がわかれるようです。

こちらに関しては新しく利用したいと考えている事業所もしくはお住まいの自治体に問い合わせてみてくださいね。

まとめ

今回は就労移行支援の利用が終了になった場合について書きました。

2年間の利用後についても就労移行支援事業所を利用する際の参考になりましたら幸いです。

就労移行支援Walkでは就職や生活に関するお悩みも受け付けております。

これまでの記事でもわからないことなどあればお気軽にお電話やメールをくださいね!